A.妊娠性掻痒症:妊娠性掻痒症とは、妊娠中期から後期に全身の掻痒(かゆみ)がでる病気です。頻度は1〜2%で胆汁うっ滞によるといわれていますが詳しいことは不明です。
B.妊娠性痒疹:妊娠性皮膚疾患の中で最も多いもので、初産婦に多くみられます。妊娠中期から体幹、四肢にかゆみの強い発疹(丘疹)が多発する早発型と妊娠末期に妊娠線を中心にじんましん様の紅斑、丘疹が出現、拡大する遅発型があります。
C.妊娠性疱疹:妊娠中期に腹部、四肢にかゆみの強い紅斑をでき、その辺縁が水泡化するまれな病気です。自己免疫の異常による病気と考えられ、ステロイドを投与して治療します。