人工妊娠中絶に対する説明書


診察の結果、あなたは妊娠(  )週です。
手術についてよく理解して頂くためにその内容を説明します。

I.人工妊娠中絶術とは

 

子宮内の妊娠内容物を機械的に取り除く手術です。手術に要する時間はおよそ10〜20分です。


II.手術にともなう危険と対策

 

1.頚管裂傷
初めての妊娠やお産をしてない方は頚管(子宮の入り口)が硬いために手術で頚管が傷つくことがあります。
対策:あなたの場合、ゆっくり頚管を開いたほうがよいので午前( )時に来院して頂きます。

2.出血・子宮収縮不良・子宮内容遺残
細心の注意をして手術を行っても、子宮収縮不良のために出血が増えたり少量の子宮内容や血液が子宮内に残ることがあります。また、手術後に出血が続いたり腹痛・発熱などの症状がでることがあります。
対策:医師の指示に従って安静、薬剤服用、早めの外来受診をして下さい。

3.妊娠継続
多胎、子宮の形態異常、子宮内外同時妊娠などのために、まれに、手術後も妊娠が継続する場合があります。
対策:手術後は必ず指定された日に診察を受けて下さい。


III.後遺障害

 

手術が順調に経過してもまれにその後の後遺症(不妊症・習慣性流産・出産時多量出血など)が残ることがあります。この手術は決して安易に行う手術ではありませんので慎重に考えてください。


IV.入院を要する緊急事態の可能性について

 

子宮がもろいために傷がついたり子宮の収縮が不良で出血が多いなどの手術中の緊急事態が発生した場合、最良の方法で対処します。また、子宮内容の検査の結果により、手術後に追加の治療が必要な異常妊娠の場合もあります。
このような場合、できるだけ早く貴女とあなたの配偶者に連絡しますので、配偶者および連絡先の電話番号を必ず同意書に記入して下さい。


静脈麻酔

1.手術当日は決して飲んだり食べたりしないでおいで下さい。
2.麻酔にはかかり方やさめ方に個人差があります。
3.極めてまれに麻酔中一時的に呼吸の異常がみられることがあります。その場合は適切に処置します。
4.手術終了後はしばらく頭がボーッとした感じがのこりますので、医師が安全を確認するまで安静にしていて下さい。


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