妊娠中の注意


妊娠中、以下の症状が現れた場合、入院が必要になります。

 
◇切迫早産の徴候   1〜3の症状があった場合は急いで入院の準備をして下さい。

 

1.水が流れる様なオリモノ(破水)
2.下腹痛:特に規則的で月経の様な痛みがある場合や出血を伴う場合。
3.出血:血の固まりがでるほど多い場合や痛みを伴う場合。
4.水っぽいオリモノ
5.出血や血液の混じったオリモノ
6.不規則な下腹部痛や何となくおなかが張る感じ

 

◇妊娠中毒症の徴候

 

1.足がむくんで、1週間に500g以上体重が増える。
2.血圧があがり始める。
3.タンパク尿がでる。
(28週になる前に上記の症状がでる場合は、かなり重症の妊娠中毒症です。)

*急いで入院すべき徴候:放置するとけいれんを起こします(子癇)。

 

1.吐き気がしたり、みぞおちや右の上腹部に痛みがある。(一刻も早く救急車を呼んで下さい。)
2.頭痛がして、眼がチカチカする。(できるだけ静かにしながら、入院の準備をして産婦人科を受診して下さい。)

 

◇胎児仮死の徴候

 胎動が減った感じがする方や1時間以上胎動がないと感じる方は、できるだけ早く産婦人科を受診して下さい。

*胎児が元気かどうかを簡単に判断する方法

 

 妊娠28週以降、元気な胎児は、20〜30分ごとに睡眠と覚醒を繰り返しています。胎児が起きている30分間に胎動があり、胎児が寝ている30分間は胎動がありません。1日に1〜2回、1時間位の休息をとって、胎動リズムが正常に感じられれば、赤ちゃんは元気にしています。

 

◇胎盤早期剥離の徴候

a.胎盤早期剥離とは:胎盤早期剥離はとても恐ろしい病気です。正常なら、胎盤は赤ちゃんが産まれた後に剥がれます。この病気は、赤ちゃんが産まれる前に胎盤が剥がれてしまうために、赤ちゃんが死んでしまいます。さらに、治療が遅れるとお母さんも死んでしまいます。
b.出血を除いて、以下の症状が1つでもある場合は、直ちに産婦人科を受診して下さい。母児救命のタイムリミットは長くても3時間です。

 

1.持続的な腹痛がある。(子宮全体の痛みが止まらないときは、迷わず救急車を呼んで下さい)
2.吐き気がしたり、みぞおちや右の上腹部に痛みがある。
3.立ち上がるとふらふらする。
4.胎動が1時間以上感じられない。
5.背中に下痢をしたような不快な痛みが続く。
6.出血がある。

 

◇前置胎盤の徴候

前置胎盤とは:胎盤が子宮の入口にあるために、たくさん出血する病気です。
症状:突然、大出血する場合と、最初は少量の出血で始まる場合があります。


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