卵巣腫瘍とは
・卵巣腫瘍にはいろいろな種類があります。
・卵巣腫瘍は、ねじれたり破裂したりして痛みがでる場合を除いて、かなり大きくなるまで早期発見が困難な病気です。
・卵巣癌は、ごく早期の場合を除いて、非常に悪い病気です。
・卵巣腫瘍は、一見良性にみえても悪性の場合があるため、いくつかの例外を除いて手術治療が勧められます。
卵巣腫瘍の診断の手順
問診:下腹部痛、腹部腫瘤感、腹部膨満などの有無
腹部の触診、腹部超音波断層法
内診、経腟的超音波断層法
腫瘍マーカー検査(血液検査です)
↓
良性
→
直径6cm以下の場合
→
3〜6カ月ごとに経過観察
→
直径7cm以上の場合
→
手術
悪性の疑い
→
CTやMRI検査、胃内視鏡
→
手術
上記で良性と判断され経過観察されるのは、おおむね以下の場合です。
(2.や3.のタイプは非常に稀に悪性の場合があります。)
1.腫瘍が明らかに単純な嚢胞である
2.諸検査上、子宮内膜症によるチョコレート嚢腫であると考えられる
3.皮様嚢腫というタイプの腫瘍が考えられる
直径6cm以下の良性腫瘍であると判断されても、以下の場合は手術が必要です。
・卵巣腫瘍が捻転して痛みがある場合
・子宮内膜症によるもので、不妊症治療目的に手術が必要な場合